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わ行

和裁技能士

資格の特徴

国(厚生労働省)が検定し、証明する技能士のひとつ。技能検定試験は3級~1級の3段階があり、各級とも実技試験と学科試験があります。3級の実技試験は長じゅばんの仕立て。学科試験では製作法、着装法など和裁全般の知識が問われます。呉服店の販売員、和裁教室の講師などが活躍の場となります。プロとして活躍するなら2級以上の取得を必要になるでしょう。呉服店と契約し自宅で仕立てをして収入を得ていくこともできる。 

取得・試験情報

大学、短大、厚生労働大臣指定の専修学校、各種学校などで和裁に関する学科で学べます。または職業訓練校で和裁の職業訓練を受けることが出来ます。
検定受験費用は、実技試験1万5700円程度。学科3100円程度。(地域によって異なる)合格率は、79.1%(3級、07年度)。 

適性・活かせる才能

着物が好きで和装にくわしいこと。基本的には手縫いでコツコツと仕立てていく仕事なので、手先が器用で、根気強い人に向きます。 

働く場所・雇用形態

職場は和服メーカーや和服仕立て事業所などです。雇用形態は正社員、契約社員など。独立して呉服店や個人から注文を受けて、自宅で仕立ての仕事をする人も多くいます。和裁教室を開く道もあります。

 

開催日時 : 年1回
開催場所 : 全国各都市
取得期間の目安 : 6ヵ月 ~ 3級
資格団体名 : 中央職業能力開発協会技能検定部
問い合わせ先 : 03-5800-3638、3639
http://www.javada.or.jp/top.html