資格の特徴
簿記とは、企業規模の大小や業種、業態を問わずに、日々の経営活動を記録・計算・整理して、経営成績と財政状態を明らかにする技能のことです。簿記を理解できれば、企業の経理事務に必要な会計知識はもちろん、財務諸表を読む力、基礎的な経営管理や分析力が身につきます。それらの力はビジネスパーソンとして大きな戦力になるでしょう。また、ビジネスの基本であるコスト感覚も身につくので、コストを意識した仕事ができるとともに、取引先の経営状況を把握できるようになるでしょう。
取得・試験情報
民間のスクール、通信教育の講座で学ぶ。また、試験終了後には毎回、問題と解答がスクール等から公表されるので、それをチェックしてみると、出題傾向等がわかり参考になるでしょう。
検定受験費用は、3級の受験料は2500円、2級は4500円、1級は7500円。合格率は、38.2%(3級、08年2月)。
適性・活かせる才能
常に数字と対峙する地道な作業が続くため、几帳面さ、正確さ、注意力、忍耐力などが求められることになります。数字を分析して現場の活動に反映させていく経営者的な感覚も必要となってきます。
働く場所・雇用形態
簿記の資格も生かせる仕事に経理があります。経理はあらゆる組織で必要な職種ですので、仕事の場は大企業から小さな事務所まで幅広く、業種もさまざまです。企業だけでなく公共団体でもニーズはあります。正社員・契約・派遣、さらにはアルバイトまで、雇用形態もさまざまです。
開催日時 : 年1回
開催場所 : 全国各都市
取得期間の目安 : 1ヵ月 ~ (3級)
資格団体名 : 日本商工会議所
問い合わせ先 : 03-5777-8600
http://www.jcci.or.jp/
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