資格の特徴
建売住宅やマンションの価格決定に必要な鑑定評価を主に行い、公正、適正な不動産取引を実現します。合格後は実務修習で必要な技能と高等な専門的能力を修得し、国土交通大臣の確認を受けることで資格を得られます。好況時には不動産取引が増え、不況時には融資にともなう担保評価が増えるため、景気にもあまり左右されないでしょう。国や地方自 治体からの依頼も比較的安定しています。絶対数が不足気味なので高収入も期待できるでしょう。
取得・試験情報
スクール、通信教育などの講座を受けるのが合格への近道です。なお、2006年から従来の試験制度は廃止され、短答式(択一式を含む)試験と論文式試験の2段階になった。
検定受験費用は、1万3000円。合格率は、10.3%(論文式、07年10月)。
適性・活かせる才能
不動産の公正、適正な取引を行うための能力が不動産鑑定です。該当する区域の周辺環境や土地価格の変動を調べたり、根気のいる調査なので粘り強く、緻密な作業をしっかりこなせる人に向くでしょう。
働く場所・雇用形態
従業員として働く場は、不動産鑑定事務所、不動産会社、コンサルティング会社など。経験を積み、独立開業するケースが多い。
開催日時 : 年1回
開催場所 : 全国各都市
取得期間の目安 : 1年3ヵ月
資格団体名 : 社団法人日本不動産鑑定協会
問い合わせ先 : 03-3434-2301(代表)
http://www.fudousan-kanteishi.or.jp/
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