資格の特徴
調理師の名称を用いて調理の仕事ができる者として、都道府県知事の免許を受けることが必要になります。調理の仕事につくには必ずしも取得しなくても良いですが、免許を取得していることが採用条件のところもあります。日本料理、西洋料理、中華料理などの飲食店、企業や病院などの給食、食品関係企業の開発部門など、料理がつくられるあらゆるところに活躍の場があります。調理の実力をつければ、一流のレストランや料亭でトップに立ったり、独立して飲食店のオーナーになることも可能です。
取得・試験情報
取得方法は2通りあります。2年以上の実務経験を積み、国家試験に合格すること。国家試験では衛生法規、公衆衛生学、栄養学、食品学、食品衛生学、調理理論、食文化概論が問われます。無試験で取得する場合は、厚生労働大臣指定の調理師養成施設にて、1年以上調理師として必要な知識および技術を習得することが必要となります。
検定受験費用は、6100円(07年度、地域によって異なる)。合格率は、61.9%(07年度、地域によって異なる)。
適性・活かせる才能
料理を作ることが好きで、味を追究したり、新たな料理を作り出したりと、向上心のある人が向いているでしょう。長時間にわたり大量の調理をするため、体力も必要となってきます。また、手先の器用さや、美しく盛りつける美的感覚も求められるでしょう。自分でお店をもつ場合には、メニューづくりや店の雰囲気づくり、出店計画と言った経営ノウハウも必要となります。
働く場所・雇用形態
調理師は、飲食店、ホテルや会館の調理部門、給食センター、病院、学校など、食を提供するすべての場で働くことが出来ます。材料の下処理、調理、盛りつけと、徐々に高度な技術を要する部分を担当していくのが一般的です。経験を積んだ後、自分のお店をもつ人も多くいます。
開催日時 : 地域によって異なる
開催場所 : 全国各都市
取得期間の目安 : 1年 ~ 2年
資格団体名 : 各都道府県の衛生主管課
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%AA%BF%E7%90%86%E5%B8%AB
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