資格の特徴
不動産や会社等の登記業務を中心に、法務局や裁判所等への提出書類作成を行います。別途考査による認定後には、簡易裁判所の訴訟代理も行います。成年後見業務において法律専門家としての後見人に最も多く選任されています。司法書士として業務を行うには日本司法書士会連合会に登録し、法務局・地方法務局の管轄区域ごとに置かれている司法書士会に入会する必要があります。
取得・試験情報
合格率は例年3%前後と難関なので、スクールや通信講座を受けるのが合格への近道です。受験勉強をしながら司法書士事務所へアルバイトで入り、実務経験を積む方法もあります。試験には筆記試験(午前の部と午後の部があり、いずれかが一定の基準点に達しないと不合格)と口述試験がある。
検定受験費用は、6600円(筆記・口述すべて含む)。合格率は、2.8%(07年度)。
適性・活かせる才能
顧客から法律アドバイスを求められることも多いので、新聞を毎日熟読し、時事経済問題に精通していなければならないでしょう。筋道を立てて論理的にかつ、わかりやすく説明できる力も必要となります。
働く場所・雇用形態
国家試験合格後は司法書士事務所に就職して実務経験を積み、人脈を築いたのちに独立開業を果たす人が多いです。独立スタイルのひとつには司法書士仲間と合同事務所を持つ方法もあります。
開催日時 : 年1回
開催場所 : 全国各都市(指定された試験場)
取得期間の目安 : 6年 ~ 10年
資格団体名 : ①司法書士制度については日本司法書士会連合会 ②試験の情報は法務省
問い合わせ先 : ①03-3359-4171 ②
http://www.moj.go.jp/SHIKEN/
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