資格の特徴
歯科医師の指示のもと、入れ歯(義歯)、さし歯、金冠、矯正装置などの作成、修理などを行います。咀嚼機能や発声機能の回復などにも重要な役割を果たすなど、歯科医療を側面から支える重要な仕事といえます。歯科診療所、病院歯科、歯科技工所などのほか、歯科器材メーカー、歯科材料関係企業などに勤務することになります。高齢化および近年においては歯並びや色、形など審美的な要求も高く、歯科技工士のニーズは高まっています。
取得・試験情報
受験資格に規定されている学校や養成所で歯科技工士として必要な知識や技能を学びます。修業年限は2年が一般的ですが、3年制の昼・夜間課程や4年制の大学もあります。
検定受験費用は、3万6000円(08年度、東京都の場合)。合格率は、96%(08年度)。
適性・活かせる才能
義歯、つぎ歯、金冠、充てん物、歯列矯正装置など、患者の状態に合った、精巧な技工物を作るため、緻密で寸分の狂いも許されない精度の高い技術が要求されます。細かい作業が得意で、几帳面な人に向くのではないでしょうか。
働く場所・雇用形態
歯科技工所をはじめ、歯科診療所や歯科機材メーカーなどです。雇用形態は正規職員が多いです。経験を積み、実力をつければ独立して歯科技工所を開くことも可能です。
開催日時 : 年1回
開催場所 : 全国各都市
取得期間の目安 : 2年 ~
資格団体名 : 各都道府県の試験担当課
問い合わせ先 :03-3267-8681
http://www.nichigi.or.jp/
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