資格の特徴
コンピュータおよびネットワークの基礎知識と、設計者が描いた図面をより正確なものに起こしたり、構造上の問題のチェックを行うCAD技術者を評価・認定します。仕事に直結する資格として、コンスタントな人気があります。機械・建築分野のメーカーなどでは、欠かせない人材となります。平面図だけではなく、立体図を起こしたり色をつけるといった作業や、設計担当者が起こしたラフデザインをトレースする仕事なども求められるでしょう。
取得・試験情報
初心者はスクールでCADを使いながら必要な知識とスキルを身につける。CAD経験者なら通信講座や、試験問題や実技試験の注意点が収録された協会発行の公式ガイドブック、市販の参考書を使った受験対策を。また2次元CADはもちろん、3次元CADを操作するスキルも磨けば就職に有利となります。
検定受験費用は、HP(http://www.csaj.jp/cad/)を参照。合格率は、55.2%(2級、07年度)。
適性・活かせる才能
CADは設計製図関係の職場では欠かせない職種です。設計者の細かい指示も見落とさず、正確にていねいに仕上げることができる几帳面な人に向くでしょう。図面を細部まで読みとるのが得意という人にもオススメです。
働く場所・雇用形態
働く場は、建設会社や設計事務所をはじめ、住宅・電気機器・音響機器・自動車などのメーカーの設計部門、アパレル会社のデザイン部門など。勤務形態は正社員、契約社員、パートなど。派遣社員として働く人も多いです。
開催日時 : 年2回(前期・後期)
開催場所 : 全国各都市
取得期間の目安 : 3ヵ月 2級
資格団体名 : (社)コンピュータソフトウェア協会CAD利用技術者試験センター
問い合わせ先 :
http://www.csaj.jp/cad/
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